季節は過ぎて
だいぶ間があきましたが、すっかり安定しているアルトはいたって普通のボーダー・コリーと変わりません。2度の検査も特に問題なく、例年通り混合ワクチンと狂犬病ワクチンの接種もこなしています。
入浴中の一コマ@あまり嬉しくない。
飼い主の顔を枕にして寝ようとする。。。
桜が咲いても。
季節は変わって。
桜がどうこうよりもやっぱりドッグランで自由に走り回るのが一番です。
しかし、換毛期になり毎日ファーミネータ&ブラッシングしていても毛玉ができるしで大変な時期です。というわけで毎年恒例のサマーカットにしてきました。
まるで別の生き物(犬種)のようですが、、、アルト・マルガリート。。。ていうか頭が大きく見える。。。
なお、アンダーコートの手入れは、普通のブラッシングやファーミネータでは不足で、「コートキング」という器具を使うとよい、とトリマーさんに聞いてきました。次にフサフサになったら毛玉にならないように。
ちなみにダイエットもうまくいって現在19.3 kg。ぼちぼち下限かしら。
海へドライブした話
イチゴ狩りしに千葉県の山武に行ってきました。狩り中はアルトは車でお留守番ですが、アルトも大好きなドライブなので、海岸散歩とドッグラン立ち寄りです。
九十九里のビーチ。以前にも連れてきたことがありましたが覚えているかな?
雪の時とは対照的に砂の上ではこの笑顔。
でも実はちょっと。
水が怖いんです。。。
かなり及び腰です。
波打ち際から離れるとこの満面の笑み。
ビーチをあとにして。
http://doggys-island.jp:ドギーズアイランドへ。
久しぶりの訪問です。
早速大きいのに囲まれてちょっとビビりつつも、
すぐにいつものアルトです。
勇気を出して踏み出します。
ハスキーたちがいっぱいいましたが冬の寒さも関係なくバシャバシャと水遊びしていました。水を怖がるアルトが理解できない様子。
出来た!
ショボーン(´・ω・`)
出来たー!
よく頑張りました
13日の検査と雪遊びのお話
13日にまた血液検査してきました。
カリウムの値が前回の5.4 mol/lよりも下がったおかげで、Na/K = 30.2となりました。前回は25程度で低すぎでしたから、バランスとしては改善しています。まず、安定していると見てよいでしょうとのことでした。これからは様子を注意深く見つつも、月一回程度の検査に切替えていきます。
ダイエットも順調で、食事量を調整しながら目標の22 kgまで落ちました。本人も元気そのもので、ドッグランでの動きも軽快さを増した感があります。いいことづくめですが、一日の摂取カロリーが700 kcal未満なので、さすがに少なすぎないかなぁというのが心配ではあります。主治医の指示に従っているとはいえ。。。
ところで、昨日から今日にかけて東京地方でもかなりの雪が積もりました。四年前の大雪の時にはアルトは生まれていませんから、まとまって積もったのは今回が初めてです。
外に出ると一面銀世界でした。アルトは初の雪遊びに挑戦です。
なんだかよくわかってなさそうな表情です。
歩きにくいなぁ。。。
なんか地面の匂いしないぞと。
ちょっと混乱というか、なんだよこれ、といったところでしょうか。
「い〜ぬ〜はよ〜ろこ〜び♪」なんていうくらいなので、もっとはしゃぐかと思いきや、期待はずれといわないまでも、もうちょっとこう、、、という感じでした。
なんか白いの降ってくるなぁ〜
ま、いいけどね。
そして今朝です。歩きにくいのか地面の匂いが嗅げないのが気に入らないのか、いまいちご機嫌ではありません。
リードを離してあげてもこの通り。
むしろうっとうしそうですらあります。
広場でもいつもだったら喜んで走り回るのに。。。
なんか埋もれたままあまり動きません。
こちらが誘ってやってようやくついてくる程度。
もうちょっと笑顔が欲しいところです。
そろそろシャンプーかな?と雪の白さと比べると思ってしまいます。
あゆみのあと。
おそらく数人がかりでかなり時間をかけて作ったであろうスノーマンとのツーショット。アルトはスノーマンに対して興味なし。そもそもなにと認識しているんでしょうね。
いつものドッグランに行ってみてもさしたる反応なし。
あぁ、俺のナワバリがこんなふうになっちまって。。。
哀しい。。。
もう帰ろうよと言っているようだったので、ドッグランを後にしましたが、結局他の犬とか知っている人に出会った時以外、笑顔は見られませんでした。
結論:アルトは雪が好きではない!寒いからというわけではなさそうなものの、コタツで丸くなっている方がいい!
猫かお前は。。。。。。
年明けの検査の話
4日の朝イチで検査してきました。やはり薬の効がもう一声欲しいという状態です。
Na / K = 25ということで、前回の25.5からさらに下がりました。今年に入ってから食塩を与えるのをやめたからなのか、寝起きで脱水気味のためにカリウム値が上がっているからなのか微妙なところです。実際前回のカリウム値は5.6ですし。。。
いずれにせよ、処置が必要なレベルではないので、このまま経過観察です。また食塩をあげるようにして1週間か2週間後くらいに検査してもらいます。
あと、体重(食事量)についても主治医と相談しました。今の体型(23.5 kg)でもむしろ若干太っているとのこと。22 kgまで落としても問題なく、それをキープできる食事量で構わないとのことでした。実際、26 kgあった頃と今とを比べると、ドッグランでの走りも軽快で、スタミナも増しています。
というわけで、アルトは22 kg目指してダイエット開始です。
さて、アルト本人は相変わらず元気いっぱいで、元旦から今日までドッグラン皆勤賞達成。iPhoneでの撮影なので色々とアレですが載せておきます。
ボルゾイ?サルーキ?と一緒に(いつものストーキング(?)行為です)。
時系列めちゃくちゃですが、初雪を観測したときです。
自宅でのアルト4連発。
とにかくコタツのなかがお気に入り。
掃除が大変ですがやむなしです。
文字通り「頭隠して」状態。
今日はボーダーの友達も参戦。
ずーっと追いかけてました。こちらのボーダーさんはまだ7ヶ月齢で他の犬と遊ぶのが大好きなようです。うちの子は直接遊ぶより遊んでいる子の周りを回るか、追いかけるしかしませんが。。。
遊んでいる2頭の周りをぐるぐると。
誰もいないときはボールです。
シャンプーしました。
数値が好転しました
書くのが遅くなりましたが、年末に再度検査してきました。
alto-border-collie.hatenablog.com
前回の結果で、ナトリウムとクロール(要は塩化ナトリウムNaCl、塩ですね)の値が低かったことから、薬の量はそのままに、食塩を食べさせて変化を見てみようということでしたが、これが功を奏したと見られます。Na/K ≒ 25.5なので、まだカリウム値が高すぎる傾向はあるものの、今回は点滴もなしですみました。
実は前回検査時、退院直後と比べて体重が0.5 Kg程度増えてしまっていたのですが、これもほぼ理想通りの23.75 Kgに戻りました。よかった。
フードの量を考える(体重の維持)
もしかすると体重が戻ったことで、薬の効き具合がよくなった可能性もあります。アジソン病と上手につきあうためには、体重のコントロールが欠かせません。そこで今更ながら一日に必要なフードの量を再確認します。
フード開発会社によって、微妙に計算式が異なるようですが、おおよそでは同じくらいなようです(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpan1998/4/2/4_88/_pdf p.90 「図1 計算式別のエネルギー要求量」)。そこで、以下のサイトで必要カロリーとフードの量を計算してみます。
結果、一日に必要なカロリーは「1195 kcal」となりました。
一方、アルトは入院前までブリスミックスというフードを食べていましたが、飽きたのか食いつきが悪くなったので、今はこちらを食べています。
成分表にある通り、カロリーは約3589 Kcal/Kgです。なので、同じように上記サイトの計算結果から、一日に必要なフードの量は「332 g」となります。 アルトは一日二回の食事なので、一回あたりは「166 g」です。
うーん、絶対太るなぁ。。。やっぱり個体差もありますし、その日の運動量によってもこまめに調整したほうがよさそうです。フロリネフをあげるときは、たいてい好物のフルーツ(バナナ・いちご等)と一緒にあげているので、おやつも含めてその分も引いて考える必要がありそうです。
今まで260 g/日で体重増加の傾向があったので、ベースを200 g/日としてその日の運動量に応じて増やしてあげようかと思います。
あと、塩を食べさせるという対処法ですが、塩っぱいのか苦味を嫌ってか、フードに混ぜたりするとかなり食いつきが悪くなります。大好きなバナナなどの中に入れたりしてごまかして見たりしましたが、少しでも塩が舌に触れるようなあげかたをすると食べません。しばらく置いておくと仕方がなさそうに、悲しそうな表情を浮かべながら食べるので、見ている方が辛いです。。。体重コントロールで退院直後のように電解質バランスを保てるのであれば、その方がストレスもなくてよさそうです。少し様子を見て次の検査結果で確認したいと思います。
アルトは最近コタツの中がお気に入りです。
数値が悪化しました
昨日は約一ヶ月ぶりの検査でした。退院以来毎日、朝夜7時の12時間おきにフロリネフを2.5錠ずつ確実に食べさせていましたが。。。
相変わらずの脱水(BUN、Cre、ALB、Ca、Kの基準値超え)。そしてNa/K比が約25.7と、前回の28.6からだいぶ下がってしまいました(28程度でちょうどいいバランス)。
ひとまず脱水は点滴で補正して、これからどうしようかというお話になり、
- 薬を増やす(最大は1日50錠ですが個人輸入したとしても一ヶ月あたり10万円くらいになります)。
- NaとClの値が低いので、食塩をあげてみる。結果として喉が渇いて水も多く飲んでくれて脱水も起こりにくくなる。
ということで、まずは食塩をあげてみることにしました。今日の朝ごはんから、まずは0.5 gほど。なかなか食べなくて、もしかして塩の苦味でおいしくないのかとヒヤヒヤしましたが、しばらく置いておいたら何時間かかけて完食してくれました。水を飲む量も心なしか増えたような気がします。
これで次回は月曜日か火曜日あたりにもう一度検査となります。あんまり変わらなさそうな気もしますが、なんとか正常値に収まってくれることを祈るしかありません。どうしてもフロリネフの投与量を増やさなければいけないとなると、第二選択薬(DOCP+プレドニン)あたりへのスイッチも頭に入れておいてもいいかもしれません。いずれにせよ、主治医と相談しながらになりますが。(犬のアジソン病については、ペットの病院・お薬手帳のページにいろいろと詳しいことが書いてあります)
さて、とはいうものの、何かしら症状がでるほどの異常ではなく、本人は元気なので、いつも通りドッグランで遊びます。
一番乗りの貸切状態なので、ボールで遊びます。
雲ひとつない快晴のもと、アルトも気持ち良さそうです。
今日はいつもよりも暖かかったためか、木陰で休憩。この後、友達がいっぱい来て夢中になって遊んでいました。
夜の散歩での一コマ。ネズミか何かのにおいでも察知したのかな?近所には、自分の鼻が届かない気になるポイントがいくつかあって、ここもそのうちの一箇所です。近くで見たことがあるのはドブネズミとカエルなので、この季節はネズミかなぁ。。。
羊と戯れたお話@服部牧場
今日は神奈川県の宮ヶ瀬湖近くにある服部牧場でシープドッグ講習会に参加してきました。ドッグランで他の子のまわりをぐるぐる周っている時にうまく抑えるコツみたいなものが掴めたらいいなと。1回の受講料は5000円で、時間は30分間です。
アジソン病発覚以来初めてのおでかけ。朝ご飯の時に「今日はお出かけだよ」といってあげてからは、ずっとそわそわしっぱなしでした。
結構ドライブ好きのアルトです。
まずはこちらのPLAYFUL DOGでウォーミングアップ。
早速大きい子たちに囲まれるアルト。こちらは初めてということで、アウェイの環境です。
しばらくして慣れるといつも通りのアルトになり、遊んでいる子たちの周りをぐるぐると走り回り出しました。
綺麗なボーダーコリーもいて(画面中央)、ずっとその子のあとを追いかけ回していました。もしかして、恋???
お昼ご飯は「風のほとりで」にて。
そして、今日のメインイベントである服部牧場です。
まずはミニポニー君とご対面。
完全に腰が引けてます。自分よりも大きな動物には弱いところがあるので、果たして羊に対して向かっていけるかどうか。。。
牧場内にはこんな感じで羊たちがたむろしています。
講習会は30分ですが、1回目と2回目とでそれぞれ15分ずつ、30分のインターバルを挟んで行われます。
まずは1回目。リードをつけてまずは羊に慣れさせます。講師からの指示は、とにかくゆっくりでもいいので羊のそばに連れて行くこと。周りを走り回ったらすきなだけ走らせるということでした。で、ひとっ走り(ハンドラーの判断で)したら止めると。止める理由は、どちらかというとハンドラーである自分の方が参ってしまうから。
いざ、実践!
不安をよそに、アルトは最初から羊に興味を示し(これが牧羊犬としての素質のうちでも最も重要なことのようです)、犬と遊ぶ時のように周りをぐるぐる走り回りました。
走る羊を追いかけて走り回るアルトとリードを離さないように一緒に走らなければなりません。30分くらいいっぺんにやってしまえばいいのになどとやる前は考えていたりもしましたが、確かにこれはこちらの体が持ちません。
待てと走れの繰り返し。ストップ・アンド・ゴーです。本当に疲れますので、体験される方はあくまでもご自分のペースで。
プロのボーダーコリーも一緒になって講習のサポート(羊の誘導)をしれくれます。さすが、アルトに対しては全く興味を示しません。ハンドラー(講師)に完全に忠実で口笛だけで群れをコントロールしていました。カッコいい!
1セット目終了で30分(2組分)休憩です。
2セット目へGO。
基本的な要領は1回目と同じですが、今度は羊に向かってまっすぐにストップ・アンド・ゴーを繰り返すということ、そして群れのどの辺りに行けば、羊がどう動くのかをよく観察して欲しいとのことでした。
というわけで、今日の講習のポイントは、アルトに次のことを覚えさせること。
- 羊に近づいて行くと羊が動く(歩き出す)
たったこれだけです。でもこれがすごく大事なファーストステップなんですね。これができないと、群れを誘導するというような高度なコントロールなんてできませんから。
ずっとリードをつけたままでしたが、結局のところ個人的な目的としていた、興奮時でも言うことをちゃんと聞かせるようにするコツは、地道な訓練しかないんだなと思い知りました。家族の一員であると同時に、上下関係をはっきりさせて、命令には忠実に従うようにしつけること。これが一番大切なんですね。アルトにとっても頼れるボスでいないと、結果としてアルトも不安を感じるようになるか、自分がリーダーだと思って言うことを聞かなくなってしまいますから。
というわけで、短い時間でしたが、シープドッグ講習会、なかなかハードでした(人間にとって)。アルトにとっても今までにない経験で、楽しかったと思います。
帰ってからはシャンプーです。この表情です。
家に帰ってもテラスから中になかなか入れてもらえない(シャンプーの準備をしているので)ので、やられることは事前に察知していたみたいです。テラスのドアを開けると後ずさりしていました。
嬉しくはないものの大人しくなされるがままです。昔はシャワーの音が大嫌いで噛み癖全開でしたが成長したものです。
ブルブルッっと。
ブラッシング→38℃くらいでのお湯洗い→シャンプー手洗い→粗いブラシで泡だて→細かいブラシで泡だて→すすぎ→コンディショナー→すすぎ→タオル拭き5回→ドライヤーという工程で、1時間ちょっとかかります。アルトも大変でしょうが、大切なコミュニケーションの場でもあり、かつ洗い上がりは本当にぬいぐるみみたいないい香りです(コンディショナーは香りが強めなのでしっかり洗い流すようにしないと犬には辛いかも)。
というわけで、久しぶりのおでかけは終了です。来週あたりにまた血液検査予定です。